title | slug |
---|---|
Vary |
Web/HTTP/Headers/Vary |
{{HTTPSidebar}}
Vary
HTTP レスポンスヘッダーは、オリジンのサーバーから新しく要求するのではなく、キャッシュされたレスポンスを使用できるかどうかを決定するために将来のリクエストヘッダーをどのように一致させるかを決定します。これは、コンテンツネゴシエーションアルゴリズムでリソースの表現を選択するときにどのヘッダーを使用したかを示すためにサーバーによって使用されます。
Vary
ヘッダーは {{HTTPStatus("200")}} OK
レスポンスに設定されるのと同様に、 {{HTTPStatus("304")}} Not Modified
にも設定されます。
ヘッダー種別 | {{Glossary("Response header", "レスポンスヘッダー")}} |
---|---|
{{Glossary("Forbidden header name", "禁止ヘッダー名")}} | いいえ |
Vary: *
Vary: <header-name>, <header-name>, ...
- *
- : URL のための各リクエストは、固有でキャッシュ不可能なリクエストとして扱われると仮定されます。これを示すのには {{HTTPHeader("Cache-Control")}}:
no-store
を使用したほうが良く、こちらはより明確に読むことができ、オブジェクトが保存されないことを示します。
- : URL のための各リクエストは、固有でキャッシュ不可能なリクエストとして扱われると仮定されます。これを示すのには {{HTTPHeader("Cache-Control")}}:
- <header-name>
- : コンマ区切りで、キャッシュされたレスポンスが使用されるかどうかを決定する際に関わるヘッダー名のリストです。
Vary: User-Agent
ヘッダーが使用されたとき、キャッシュサーバーはキャッシュからページを提供するかどうかを決定する際にユーザーエージェントを考慮するべきです。例えば、モバイルユーザーに対して異なるコンテンツを提供しているのであれば、誤ってサイトのデスクトップ版のサイトをモバイルユーザーに対して提供してしまうことを防ぐのに役立ちます。これは Google 等の検索エンジンがページのモバイル版を発見するのに役立ち、 クローキング を求めずに区別することができる可能性があります。
Vary: User-Agent
仕様書 | 題名 |
---|---|
{{RFC("7231", "Vary", "7.1.4")}} | Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Semantics and Content |
{{Compat}}