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01_ChromeOSのアプリデバッグ方法

Shun Hosaka edited this page Feb 10, 2019 · 4 revisions

ChromeOS エミュレーターでのデバッグについて

chromeos emulator

参考サイト:https://developer.android.com/topic/arc/emulator?hl=ja

別PCからのDebugについて

外部PCからChromebookに対して、adb接続してアプリをインストールしデバッグする方法です。 初期の状態は、ノーマルモードとなっており外部のPCからのファイル書き込みや、通信などなにもできない状況です。

主な手順

  • ChromeOSの開発者モード化
  • GooglePlayの利用規約に同意
  • Android設定の開発者モード化
  • ADBデバッグの許可
  • 外部PCのAndroidStudioからの接続
    • ChromeBookのIPアドレスの確認
    • AndroidStudioでの確認

ChromeOSの開発者モード化

開発者モードに切り替えると、 "root" shellへのアクセスができるようになります。 ただし、切り替えると端末が再起動し、端末上のすべてのデータが消えます。 また、ノーマルモードに戻す際にも同じく端末が再起動し、端末上のすべてのデータが消えます。 PC内にあるデータは、GoogleDriveなどにしっかりと保存しておきましょう。

参考サイト:https://www.chromium.org/chromium-os/poking-around-your-chrome-os-device

リカバリーモード

デベロッパーモード

各起動後の注意として、毎回の起動時にはCtrl + Dを押して起動します。 でないと、ノーマルモードでの起動となりすべてのデータが消えます。

ノーマルモードへの切り替え方法

再起動後、Spaceキー を押して起動します。 ノーマルモードへの切り替え時もデータが消えるため、注意してください。

Android設定の開発者モード化

ADB デバッグを有効にするには、次のステップを実行します。

  1. 画面の右下部にあるクロック アイコンをクリックします。
  2. [Settings] をクリックします。
  3. [Android Apps] セクションで、[Manage your Android apps in Settings] という行にある [Settings] リンクをクリックします。これにより、Android アプリの設定が表示されます。
  4. [About device] をクリックします。
  5. [Build number] を 7 回クリックして、デベロッパー モードに移行します。
  6. ウィンドウの左上部にある矢印をクリックして、メインの [Settings] 画面に戻ります。
  7. 新しい [Developer options] アイテムをクリックし、[ADB debugging] をアクティブにし、[OK] をクリックして、ADB デバッグを有効にします。

外部PCのAndroidStudioからの接続

別のPCから、ChromebookにUSB接続してAndroidStudioでデバイス確認を行うと 100.115.92.2:5555 が表示されるがそれは外部PCからは接続できないので注意。

ChromebookのIPを確認する

ChromeOS情報のchronosユーザーのターミナル(ctrl+alt+T + shell)上で、「 ip -4 a 」と入力。

chronos@localhost / $ ip -4 a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
2: arcbr0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc noqueue state UP group default qlen 1000
    inet 100.115.92.1/30 brd 100.115.92.3 scope global arcbr0
       valid_lft forever preferred_lft forever
3: wlan0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state UP group default qlen 1000
    inet 192.168.128.100/24 brd 192.168.128.255 scope global wlan0
       valid_lft forever preferred_lft forever
6: vmtap0: <BROADCAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UNKNOWN group default qlen 1000
    inet 100.115.92.5/30 brd 100.115.92.7 scope global vmtap0
       valid_lft forever preferred_lft forever

一番下の、vmtap0のIPの5555番ポートで別のPCから adb connect できる。

$adb connect 192.168.0.32:5555

あとは、いつも通り起動確認のダイアログがでるのでOKをクリックする。