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VOICEVOX ENGINE ライセンス変更 #1085
Comments
softether vpnではライセンスをGPLv2からApacheに変える際,次のような宣誓書を出しているようです. |
私の理解だと「公開義務を必須にしたい」というよりは、「フォークしたものはLGPL-3.0 onlyとなり、プロプライエタリと両立しなくなる(incompatible)ようにしたい」という感じだと思います。ただこの辺については、残念ながら、GitHub上での議論は適さないかもしれません。
PRが一個二個の人だと、連絡が取れるか怪しい方が結構いますね… 連絡が取れなかったら最悪clean-roomingすればいけるかも? |
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個人的な所感としては十分なメリットがあり、よいと思います。デュアルライセンスのままならBridge Pluginは影響を受けませんし。決定権は @Hiroshiba さんにありますが。 問題は数十人の同意ですね… 連絡取れない人に対するclean-rooming処置(外部協力者を募った上で)をする覚悟は実際しておいた方が良いかもしれない… |
Contribution 量目安Edited lines @2024-02-28T13:30+09:00 by Tarepan
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すみません、出るのが遅れました! そういえばなぜLGPLにしたのかなどを書いていなかったので書こうと思います。 まずLGPLにした背景ですが、VOICEVOX(OSS・製品両方)の発展を守るためです。 MITライセンスも検討したのですが、コード公開義務がなくなり、OSSコミュニティや製品を守りづらくなるためやめました。 コアがMITライセンスなのは・・・たしか、どちらかというと意図したものではなかった(本当?)のがそのままになっています。 コアだけMITライセンスなことは当時も気づいてたのですが、かなりVOICEVOXの実情に寄ったコードで特異性が高いため、まあ秘匿的にforkされてコミュニティが崩壊することは無いだろうと思い、そのまま今に至ります。 話を戻してエンジンのMITライセンス化ですが、コミュニティを守れるかという視点が論点だと感じています。 まとめると、ENGINEはLGPLが安心、MITライセンス化は絶対ダメというわけではないが、そもそも移行コストがかかるのと、今はメリットを感じてないのでまあ反対かなぁ、という感じです。 issue冒頭の中身に関して、
この辺りはhihoライセンスを適用すればなんとかできる・・・かも・・・? |
詳細なライセンス意図ありがとうございます!
👍
アイデアは理解できますが、私はこの案に反対です。 hihoライセンスは「 LGPL-3 で提供したコードをhihoライセンスで MIT 化するということは「声保護関係なく、VOICEVOX のためなら著作権は自由使わせてもらうよ」というメッセージであり、上記の紳士協定が失われると感じます。 just idea としては面白いと思いますが、採用には反対です。 ゆえに、「ENGINE-CORE間リファクタリングはライセンス関係で不可能になりました」とするか、「ライセンス体系の不備をリファクタリングする季節がとうとう来た、と気合入れる」とするか、が基本的な方向性なのかなと思っています。 既にCORE側で「ENGINEとのハーモナイズ」的な commit がなされている点、VOICEVOX は既に揺るがないブランドがあり closed フリーライドで揺るがないコミュニティがある点、(また私がMITが好きな点)、から、私は後者の方向性を検討できないかと思っています。 |
割と強めの反対を貰う可能性が高いなーと実は思っていたので、ちょっと意外でした。
これについて一点、LGPLv3 onlyでフォークされた場合はダウンストリーム側の変更をアップストリーム(VOICEVOX)側に入れることはできないのではとちょっと思いました。 GLPLv3/hihoでのフォークを前提に置いた形でしょうか?
この辺はエンジンでも変わらないのではという気はしています。今コアに無いのはHTTPサーバー機能と、speaker infoだけな気がします (その結果この問題に直面しているわけですが)。
VOICEVOX自体の事情ではなくコミュニティがという話なのであれば、一例としてコミュニティの一員である私は特にフリーライドを恐れはしません。そのときはそのときだと思っています。私の担当のCOREは既にMITですし、(VOICEVOX/voicevox_project#24をやるくらいには)「OSS」という概念を気に入っていてそこそこは重視しているというのもあるのですが。 ただこれはできるだけ多くの人の意見を聞いた方がよいかなとは思います。特にENGINEに関わっている人に。
たれぱんさんと同意見です。その選択肢は流石に最後にした方がよいかと…
(ヒホさんにそのような意図があるかどうかはわかりませんが)我々の場合資本を持った企業の他に、プロプライエタリなソフトウェアを開発する個人も考える必要があるかなと思います。OSSだとまず考えなくてよいことではあるのですが…
その二択になるという視点に同意します。私としては後者になるといいな…という感じでいます (なんでこんな書き方なのかというと、私はENGINEには関わっていないので) コミュニティが論点ならば、マルチエンジンを手掛けた @sevenc-nanashi さんに意見を伺えればと思います。これまでの議論を聞いた上で、どうでしょう? MIT Licenseにした方がよいでしょうか? |
結論:変えるなら反対はしないです。どちらでもいいかな~って感じ。 ボイボ派生ソフトはこのエンジンをフォークするのが基本的な選択肢だと思っていて、(OpenJtalkで分解 -> FFIでコアを呼び出して合成、は大体共通してる)もしその流れに変更を加えるなら多分ボイボ本体にとっても有用だと思っています(実際はそうじゃないかも?これは要検証) が、ボイボエンジンをフォークできて改変するレベルの愛があるなら本家にPRしてくれるだろうしMITにしてもいいとは思います。 |
こちらちょっと違和感がありました。 ENGINEのコードをCOREに移す、またはその逆のことをするのは、適切にライセンス表記すればLGPLであれMITであれ可能だと思います。
ちなみにですが、エディタのLGPLを外すのは相当抵抗あります。
これってダウンストリーム側はLGPLじゃない可能性もあり、ライセンス的にできないという意味でしょうか?
コミュニティに関してですが、この話はかなり公開の場でNOと言いにくいと思います。 |
ここの認識に相違がありそうです。 VOICEVOX ENGINE は以下の方式でライセンスを提示しています:
これを「レポジトリ単位ライセンス」とここでは呼称します。 |
@tarepan ここの議論は平行線になる気がしているので、どちらかというとMITライセンスにするメリットがあればよいのかなと思いました。 |
👍
ENGINE のメジャーコミッターである私はとても悲しいですね…(自分がコミットすると制限あるLGPL-3なのに、管轄外の派生版はなぜかMIT…。OSSとは…)。
「どっちの方向性かは未だ平行線」というのには同意です。メリット等、更なる基礎検討を積極的にしていきたいです。
👍
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私は「黒寄り」に一票入れたいと思います。
確かにそうですね。ここで聞くべきではなかった。 ただLGPLv3 → MITのコード移植についての見解をある程度は統一しておかないと、質問の内容次第ですが回答がブレそうな気がしています。 |
そうですね、そこは同じ認識です!
こちらもなるほどです!
個人的にはずっと LGPL で慣れたせいか、ほぼ MIT ライセンスと同じ、ぐらいの感覚でした。 ENGINEのMITライセンス化自体は乗り気です。
あまり褒められたものではないかもですが、とりあえず応急処置としてはヒホに聞いて「問題ない」となればOK、って感じかなぁと・・・。 |
これに答えていませんでした。LGPLv3 onlyのダウンストリームの変更をLGPLv3 OR hihoに還元するのは不可なのではと思った次第です。
コントリビュータの同意を集めるのだけ先行できたりしませんかね...? GitHub上で全員に 参考までに、私が他のOSSでライセンス変更に同意したときのものです: |
あ、これがあったか…
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なるほどです! まあでもすごいぶっちゃけると、VOICEVOXのコードをVOICEVOXがコピーして一体権利者のうち誰が文句言うんだろうというのはすごく思います。(もちろんよほど悪徳だったらダメ) |
暫定まとめVOICEVOX ENGINE ライセンスの LGPL3/hiho → MIT/hiho 移行は、2024年3月現在、以下の整理がなされています。 総論: 「メリット > デメリット、移行コスト大。移行に前向き、相対的優先度は低め」
意向確認済み議論の過程で「移行は問題なさそう」との簡易的意向が得られたコントリビューター: tarepan / Hiroshiba / qryxip / sevenc-nanashi 本 issue 扱いライセンス変更の議論を周知し、CORE移植絡みの意図しない著作権侵害を防止する意義があり、また数ヶ月後の着手が想定されているため、本 issue は open を維持します。 |
本 Issue は直近 180 日間で活動がありません。今後の方針について VOICEVOX チームによる再検討がおこなわれる予定です。 |
これについてですが、COREの開発的にやはりいつかは行われて欲しいなと個人的には思ってます。 (直近の予定としてはCOREのソングAPI実装がありますが、まあこれは対象者が限られてるので別個に確認を取ればいいですかね) (追記) あと |
これからENGINEの機能をCOREに移植するにあたっては個別に許可を取りたくはあります。ざっとこんな感じ?(ヒホさんは除外しています)
この中一番大きいのはソング関係ですね。ソング関係のコードはほぼほぼ私の頭の中に入っていないので、YちゃんさんのPRのdiffだけ見ればなんとかなりそう、なのですがsuggestionによるco-authoringがちょっと厄介ですね。"project-s"と呼んでいた頃に絞ればなんとか…? モーフィングは… 最悪 VOICEVOX/voicevox_core#713 はもう歴史ごと抹消してしまって¹第三者にクリーンルーム実装してもらう、という手もありそうですね。まあそんなにニーズがある機能ではなさそうなのが幸い。 ¹ 例えば |
このissueと内容が異なるので、別issueにしてリンクしたほうがわかりやすいかもです・・・! |
内容
要望概要: VOICEVOX ENGINE のライセンスを LGPL-3 から MIT へ変更可能か検討したい
追記: 暫定まとめ へ議論の内容を暫定的に集約した。
VOICEVOX プロジェクトは傘下レポジトリごとにライセンスが異なる (一覧: #1084)。ENGINE は LGPL-3 + hiho独自 の dual licence であり、この LGPL-3 は MIT や BSD-3 と適合しない。
ところで、VOICEVOX CORE の発展により、ENGINE-CORE 間の機能整理・移植に関する議論が Discord 等で定期的に発生している。機能重複や意味論的な不整合はたしかに存在しており、これらには議論の価値がある。
しかし ENGINE は LGPL-3 であり、MIT/BSD-3 の CORE や OJT-rs とはライセンス非適合である。
現コントリビュータの多くは複数レポジトリに関わっているため、クリーンルーム設計も妥当とは言えない。
ゆえに、ENGINE の現行コードはそもそも CORE や OJT-rs へ移植できない。
また、1 レビュアーとして、自分のコントリビュートが企業等でも自由に使いやすい MIT ライセンスであることは単純に好ましい。
このような背景から、VOICEVOX ENGINE ライセンス変更(LGPL-3/hiho → MIT/hiho)の可否に関する基礎議論を提案します。
(CORE が MIT なのでそうではないと考えていますが)メンテナ方針として「ENGINE は公開義務を必須にしたい」という方針があれば、ライセンス変更はNoGoかと思います。
その辺も踏まえ、機能移植等でライセンス変更が現実的に意味あるものになったこの段階で、ライセンスに関する基礎的な議論をしたいと感じています。
Pros 良くなる点
Cons 悪くなる点
実現方法
その他
コントリビュータが2桁人いる OSS のライセンス変更はとにかく時間がかかるため、議論としてはこの段階で始めないと遅くなると思います。
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