unitypackage
パッケージデータ(240MB以上あるので注意,まぁプロジェクト全体は660MB以上あるけど...)-> Julius-Client-for-Unity.unitypackage
使用ライブラリ
大語彙連続音声認識エンジン Julius v4.3.1 リンク
初めに
C#経験1ヶ月、unity経験2ヶ月,github経験1週間の全てにおいて初心者の私がUnityを通して勉強するために書いたコードですのでアドバイスなど頂ければ助かります。連絡等は@Savant_Catに送ってくださると嬉しいです。 スクリプトのライセンスはMIT、 Juliusのライセンスはこちらに従います
概要
大語彙連続音声認識エンジン Julius v4.3.1 のmoduleモードをUnityで扱うためのクライアントスクリプト(Windows専用)です。これによって簡単な音声認識を簡単に実現します。音声コマンドなどに使えます。結果は文字列として取得できるので後は好きなように使ってください。
主な機能
1.juliusをuntiy側からmoduleモードで起動する
2.TCP/IP経由で結果を取得する
3.終了時にjuliusを終了する
使い方
- prefabファイル内のJulius_clientをシーンに入れれば使えます。初回起動時にネットワークのセキュリティについて聞かれますがTCP/IP経由で結果を取得する関係上必要なので許可してください。Julius_client内のスクリプトではResultというstring変数に常に認識結果を入力しているので別のスクリプトで利用する時はアタッチするかして使ってください。サンプルシーンもあるので参考にしてください。
- 実際に認識する言葉はAssets\julius\core\model\lang_m内にある"commnd.htkdic"というファイルに記述されています。編集方法はこちらを参考にしてください。(言語モデルの章にあります。)また、"commnd.htkdic"は"bccwj.60k.htkdic"を元に作ったものです。"bccwj.60k.htkdic"には多くの語彙が収録されているので書き方の参考になると思います。
- "bccwj.60k.htkdic"も使えるようにjconfファイルをコマンド用の"command.jconf"と多くの語彙を使える(文章を作れる)"vocabulary.jconf"を用意したのでjulius_clientのインスペクタのCommandの欄を編集して切り替えて使ってください。
- windowtype_hiddenを有効にするとJuliusのウィンドウが表示されずに裏で処理してくれます。
注意点
終了時にjuliusを終了しますが何故か上手く行かない時があります。その時はタスクマネージャで確認してみてください。多分多重起動してる場合がありますので終了してください。
最後に
juliusの認識精度を上げるためにわざと辞典内の語彙を必要最低限にしています。一つの方法で状況によって辞典データを切り替えることで認識ミスを減らせるのではないかと考えています。しかしこれは多分juliusの本来の実力が発揮できないと思うので現状はjuliusを使って簡単なコマンド入力機能をunityに追加するインターフェースのようなものということにしておきます。juliusの認識精度は現在調査中です。
今後の予定
- Julius serverへのコマンド送信機能の追加
- jconfもしくは辞典データの動的な切り替え
- 認識精度の向上
- 結果の受け渡しの方法
- プロセスの重複起動の問題
- windows専用なので他のOSでも動くようにする
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